-『白湯』と美容・ダイエット-
今や美容と健康に欠かせない習慣の一つとして、多くの女優さんやモデルさんが実践している白湯(さゆ)。一方で、
- 白湯とお湯の違いって?
- アーユルヴェーダとの関係は?
- ダイエット効果はあるの?
などなど、今さら聞きにくい多くの疑問を感じている方も多いですよね。
そこでこちらの記事では、基本の白湯の作り方やおすすめの飲み方、気になるダイエット効果や美肌効果について、まとめてお伝えしていきます。
『白湯』美容を実践している女優さん&モデルさん
まずはじめに、白湯を美容の一貫として実践している有名人をみていきましょう。
- 田中みな実さん
- 深田恭子さん
- 倉科カナさん
- 米倉涼子さん
- 桐谷美怜さん
- 上戸彩さん などなど
私たち大人女性にとって、憧れの女性ばかりです。そんな憧れの女優さんやモデルさんが雑誌やSNSでおすすめしている白湯の魅力とは……?
さっそく、深掘りしていきましょう。
白湯(さゆ)とは
白湯とは、水を沸騰させてから50度~70度くらいの飲みやすい温度に冷ました、お湯のこと。
読み方は「さゆ」「はくゆ」です。
白湯とお湯の違いは?
白湯とお湯って何が違うの?と思う方も少なくないでしょう。白湯とお湯の違いとは、
- お湯:水を沸騰させたもの
- 白湯:沸騰させたお湯を冷ましたもの
大きなちがいは温度にあります。
ただし、白湯も一度は沸騰させることが大切。お湯(熱湯)を飲みやすい温度まで冷ますのがポイントです。
アーユルヴェーダとの関係は?
インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」。
アーユルヴェーダには、人の身体は自然界と同じ「火」「水」「風」の要素で成り立っているというの考えがあります。
つまり、「水」を「火」にかけ沸かす(「風」が加わる)ことで完成する白湯は、このすべての要素を満たし、身体を自然な健康体へと導いてくれるものだといわれているのです。
白湯の効果
美容や健康面で注目されている白湯ですが、気になる具体的な効果についてチェックしていきましょう。
今回は代表的な4つの効果をご紹介します。
1.冷え性改善
白湯を飲むことで内臓や胃腸が温まり、冷え性の改善に大きな効果があります。
身体の内側からやさしく温めることで、血流や代謝を促進。
白湯を飲んだ後は全身がポカポカと温まっていく気持ち良さを感じることができますよ。
2.肩こり・腰痛緩和
血行が良くなることで、冷え性からくる肩こりや腰痛の緩和に効果的です。
身体が温まりリラックスできることで、無意識にこわばってしまう肩もふっと力が抜けます。
3.便秘解消
便秘の主な原因は身体の冷えやストレス。
血流が良くなると内臓が活発になり、老廃物の排出機能や利尿効果が高まることで、デトックス効果につながるのです。
また、白湯を飲む習慣がつくと、自然と水分不足も解消されやすくなります。一日の始まりや終わりに、乾いた体に潤いを与えられますね。
4.美肌効果
老廃物が流れることでニキビや肌荒れの予防、改善に大きな効果があります。
シミや肌の乾燥が気になる方にもおすすめです。
白湯にダイエット効果はどのくらいある?
内臓の温度は1度上がると、基礎代謝は約10%上がるといわれています。
ダイエットに必要不可欠である基礎代謝。白湯にはこの基礎代謝を上げる力があるのです。
血の巡りが良くなることで代謝が上がり、脂肪燃焼やデトックス効果を発揮し、太りにくく痩せやすい身体を手に入れることができますよ。
白湯を飲むおすすめの時間帯は?
一番おすすめのタイミングは、朝起きてすぐ。
起きたばかりの身体は水分を求めています。朝に白湯を飲むと、温かい白湯が身体を巡り、胃腸や肝臓などの臓器をゆっくり起こしてくれるのです。
朝時間がない方は、夜でもOK。
温かい白湯を飲んで眠ることで身体がポカポカになり、ぐっすりと上質な睡眠につながります。
白湯の適温は何度?
一般的には50度~60度が飲みやすい温度。
冷え性の方は60~70度がおすすめです。
白湯の作り方 よくある疑問Q&A
白湯の基本的な作り方は簡単2STEP。
- ヤカンまたは鍋に水を入れて沸騰させる
- マグカップに移し、適温まで冷ます
マグカップに移した後は、約2分で80度、約6分で70度、約15分で60度まで下がります。
室温やマグカップの素材にもよりますが、ひとつの目安としてご活用ください。
Q.白湯のおすすめの飲み方は?
A.適温まで冷ましたあと、10分くらいかけてゆっくりと飲みましょう。
できれば急ぎすぎず、ゆったりとリラックスしながら。
一度に飲む量は300ml~500mlがおすすめです。
Q.水道水でもいいの?
A.水道水でもOK!ただし、沸騰時間は長めに
水道水で作る場合は、水道水に含まれる塩素や不純物を取り除くために、15分くらい沸騰させるのがおすすめです。
Q.沸騰したお湯を氷で冷ましてもいい?
A.氷や水で冷ますのは、あまりおすすめしません
出来立てアツアツのお湯に、水道水や氷を入れて冷ましてしまうと、どうしても不純物が含まれてしまいます。
どうせ飲むなら、純粋な白湯を飲みましょう。
Q.電子レンジでケトルで作ってもいいの?
A.電子レンジや電気ケトルで作ってもOK
沸騰させる手段は、家電を利用しても問題ありません。
ただし水道水を使う場合、電子レンジやケトルだと長く沸騰させることができません。
あらかじめミネラルウォーターを使うといいですね。
Q.白湯のアレンジでおすすめは?
A.白湯とショウガの相性は抜群!
白湯の効果をより感じたい方は、すった生姜を混ぜるのがおすすめ。もちろん、生姜チューブでも代用OKです。
身体がより温まっていくのを感じられるでしょう。
まとめ:白湯は美容の第一歩
ストレスや冷えと戦う大人女性に、美容と健康の大きな効果をもたらす白湯。
毎日の白湯の習慣は、より美しく健康な女性へと導いてくれるでしょう。
白湯がたくさんの大人女性を救ってくれますように、願いを込めて。