学生時代、どちらかと言えば暗めで大人しかった女の子が、早くに結婚をしたと聞いた。
私は何がいけないんだろう。
幸せを掴んだあの女の子にはあって、私にないものって、何だろう――。
30代で独身の女性なら誰もが一度は考えてしまったことがあると思います。
皮肉じゃないし、意地悪じゃない。自然なことだから、大丈夫。
『30代の恋の始め方 #2』では少しステップアップして、あなたの心をちょっと楽にする、幸せを掴む実践的なポイントをお伝えしていきます。
幸せを掴むための3つの実践ポイント
今すぐにでもはじめられる、幸せを掴むための実践的なポイントを3つほどご紹介していきます。
30代になると、今の自分を変えるのって、ちょっと勇気がいりますよね。
そんなあなたでも大丈夫。幸せって、ほんの少しの心がけで、あなたのもとに来てくれます。
①隙をつくる
顔も綺麗で、服装もビシッときまっている女性であればあるほど、よほど自分に自信のある男性以外、近づきにくいものです。
何でも完璧に見える、隙のない「デキる女」は“男性が引いてしまうこともある”ということを認識しましょう。
男性は本能的に「守ってあげたい」と思う女性に惹かれるものです。
いつもあなたが一生懸命に背負っている、プライドや責任感、プレッシャー……。
たくさんの重たいものは一旦下ろしましょう。
- バリアを解くこと
- ナチュラルな自分でいること
それが「隙」をつくることにつながります。
自然と力が抜けて、話しかけやすい雰囲気のある女性(隙のある女性)になれますよ。
②自分から声をかけてみる
- 落ちたハンカチを拾ってくれて……
- 図書館で同じ本を手にとって……
そんな少女漫画のようなハプニングが起きて欲しいけれど、現実はそう簡単にはいきません。
もし「ちょっと気になる」「話してみたいな」と思う男性がいたら、勇気を出して、自分から声をかけてみましょう。
私たちが男性から声をかけてもらったら嬉しいように、男性だって女性から声をかけてもらえたら嬉しいもの。
もし感じの良い反応をしてもらえたら、連絡先を聞いたり、ごはんに誘ってみるなど、次のステップへ進んでみましょう。
③ご飯のお店選びは相手に任せる
初めて二人で会う約束ができたら、初回のデートのお店選びは相手の男性に委ねてみましょう。
自分でお店を選んでしまうと、
- 自分のお店や味の好み
- 日頃どれくらい外食にお金をかけているのか
このような、こちらの情報を先に相手に知られることになります。
また、男性によっては「ちょっと気が強い女性なのかな?」「男性とごはんに行き慣れている?」などと疑われてしまう可能性も……。
逆に、男性にお店を選んでもらえると、
- 相手の食の好みや予算感がわかる
- 女性をリードしてくれるタイプかどうかを見極められる
このようなメリットがあります。
もし今後付き合うことになった時にも、食の好みやお金への意識、女性との距離感などは重要なポイントですよね。だからこそ、最初のお店選びは大切にするようにしましょう。
事例で実践:「何が食べたい?」と聞かれたら?
ほとんどの女性が聞かれたことがある、「何が食べたい?」という質問。
あなたはどんな風に答えていますか?
「何でも良い」が一番相手を困らせてしまうので、素直にリクエストすることも大切です。
ただし、男性ウケが良くない答え方があることも事実……。おすすめの回答をみていきましょう。
ポイント①:お店の選択肢を残せるように答える
ひとつ目のポイントは、お店の選択肢を多く持てるようなものを伝えること。
細かすぎるリクエストを伝えてしまうと、「だったら自分で決めてよ。」と、相手を困らせてしまうことになります。
大まかな好みを伝え、あとは相手に委ねられるような答え方を意識してみましょう。
- 焼き鳥が食べたい
- ワインが飲めるお店がいい
- 多国籍料理がいい、タイ料理が食べたい:好き嫌いが分かれやすい
- 大人っぽい雰囲気のお店で、ボリュームもそこそこ、あとはおいしいステーキが……:細かすぎ
- 「○○」っていう銘柄のお酒が置いてあるお店で:限定的すぎ
ポイント②:自分にメリットのあるお店へ誘導する
せっかくリクエストするなら、自分の長所をアピールしやすい、もしくは欠点をカバーしやすいお店へ誘導するのもおすすめ。
例えば、「しゃべるのが苦手・緊張してしまう」という方なら
- 焼肉
- 鉄板焼
- もんじゃ焼 など
ガヤガヤとした雰囲気の中で、沈黙になりにくいお店をリクエストしてみましょう。
手持ち無沙汰にならず、自然と会話が生まれやすいですよ。
“大人の恋”をゆっくりと育てて――
以上、30代の恋の始め方 ♯2ステップアップ編でした。
焦って実る恋はありません。
学生時代と違って、私たちの頭の中を恋愛で埋め尽くすことはできないから……。
あなたにとって、“重たいけれど大切にしたいもの”をちゃんと守りながら。
大人の恋、ゆっくり育てていきましょうね。